Solo Exhibit. Relationships @2023.10

Solo Exhibit. 2023

Exhibition

“Relationships –  A Interactive Journal of the Artist in Residence /  アーティスト・イン・レジデンスの記録と記憶 – “

Solo Exhibit in SHIOJIRI city, NAGANO, JAPAN

GALLERY:
(not gallery)
Self-produced Exhibit in a local vacant house 

MEDIA:
Plant Paint (Grape wastes from a local wine estate) and Watercolour, Collage of URUSHI (Japanese lacquered) waste paper, Risograph prints, Plants Dye, Poem, Video log and more…

DATE:
2023 Oct.
(Artworks in 2020- 2023) 

Story -Behind the Exhibit-

Artworks

Ensemble #1, #2 / アンサンブル #1, #2

Media:

Collage of URUSHI (Japanese lacquered) disposed paper and Watercolour / 漆の濾紙によるコラージュ、水彩絵具

2020 年に引きつづき、2021 年にも自然に寄り添った創作 方法をもとめて《副産物としてのアート》に取組みました。

漆器がつくられる過程に「漆を濾す」という工程があり、 通常 その濾し紙は捨てられます。漆のたっぷり残った濾紙の色や手仕事が感じられる皺など、素材として魅力を感じて譲っていただきました。その紙の美しさが生きる形を試行錯誤し、貼り絵にたどり着きました。

 

 

 

Drawing series, Dairy Poet / 水彩ドローイング群、滞在記録の日記と詩

Media: Watercolour / 水彩絵具

滞在期間中、その日その日で人と話したことや目にした景色、人々のふるまい、感じる寒い暑い、気持ちが喜んだり沈んだり…

日々の感覚や気持ちの浮き沈みなど、曖昧だけれど確実にある内面の変化を観察しながら、水彩ドローイングと詩として記録しました。

 

 

Media: Risograph Prints / リソグラフ印刷

Drawingの中から5点のみ、A3サイズのリソグラフにして展示しました。

 

Other Experimental Project:

その他にも収穫を終えたブドウ畑の葉、紅葉した落ち葉、 藍の生葉染め液など 滞在中に出会えた《色の源》がありました。それらを形に残す実験を繰り返したり、住民参加型の紙づくりワークショップなどを行いました。

Aging Plant Paintings from 2020 / 廃棄されたブドウから描いた塩尻の民話

2020年に実施されたアーティスト・イン・レジデンスは展示の機会をもって帰結しましたが、2021年2度目の参加では展示の機会を失ってしまったので、今回のRelationshipsをもって自分の中で終止符を打つことができました。